
- ラブブ人気爆発の理由はBLACKPINKリサの影響
- 「キモカワ」なTHE MONSTERSの独特な魅力
- 一番人気「マカロン」と新作「Have a Seat」の違い
- サイズ感とバッグチャームとしての活用法
- POP MART公式やロボショップなどの購入場所
- Amazonやメルカリに潜む偽物のリスク
- ホログラムや足裏ロゴなど偽物の見分け方
「え、また売り切れ?」
最近、街中でバッグに不思議なキャラクターのぬいぐるみを付けている人、よく見かけませんか?
ギョロっとした目に、ニカっと笑った口元。一見すると「ちょっと怖い?」と思うのに、見れば見るほど愛着が湧いてくるあの独特なフェイス。そう、今、世界中で爆発的な人気を誇っている「Labubu(ラブブ)」です。
正直に告白します。私も最初は「なんでこれが流行ってるの?」って思ってました。でも、SNSでオシャレな女の子たちが付けているのを見ているうちに、気づけば毎日公式サイトをチェックしている自分がいたんです。これ、心理学でいう「ザイオンス効果(単純接触効果)」ってやつですね。何度も見ているうちに、いつの間にか好きになってしまうという。
ただ、このラブブ、本当に手に入らないんです。やっと見つけたと思ったら、定価の何倍もの値段で転売されていたり、悲しいことに偽物が出回っていたり…。
そこで今回は、私自身の「ラブブ探索奮闘記」も交えながら、人気の理由から種類の違い、そして絶対に失敗しないための偽物の見分け方まで、徹底的に解説します。
目次
ぬいぐるみ ラブブとは?爆発的人気の理由
- BLACKPINKリサの影響とSNS拡散
- 「キモカワ」なTHE MONSTERSの魅力
そもそも、なぜ急にこんなにも「ぬいぐるみ ラブブ」が注目されるようになったのでしょうか?
実はラブブ自体は、数年前からアートトイ好きの間では知られた存在でした。香港のアーティスト、カシン・ルン(Kasing Lung)氏が生み出したキャラクターで、北欧の妖精をモチーフにしているんです。
それがなぜ今、ファッションアイコンのように扱われているのか。その背景には、ある世界的スターの影響と、私たちの「カワイイ」の基準の変化があるような気がします。まるで、ずっと地下で眠っていた原石が、突然まばゆい光を浴びて宝石になったような、そんな劇的な変化が起きたのです。
この章では、そのブームの火付け役と、キャラクターとしての本質的な魅力について深掘りしていきます。
BLACKPINKリサの影響とSNS拡散
このブームを語る上で絶対に外せないのが、BLACKPINKのリサ(LISA)の存在です。
彼女が自身のインスタグラムで、バーキンやセリーヌといった高級バッグに「ラブブ」のぬいぐるみを付けている写真をアップした瞬間、世界中のファンの間で衝撃が走りました。「あの高級バッグに、あえてこのユニークなぬいぐるみを?」というギャップ萌えですね。
これは心理学でいう「ハロー効果」が働いています。憧れのリサが持っているから、そのアイテム自体も素晴らしく、価値があるものに見えてくる現象です。
私自身、リサの投稿を見た瞬間、「あ、これ欲しい」と理屈抜きで感じてしまいました。流行に敏感な若い女性たちの間で、「ラブブ=オシャレなアイテム」という認識が一瞬にして定着したのです。
SNS上では「リサとお揃いにしたい!」という投稿が溢れ、あっという間に「ぬいぐるみ ラブブ」は入手困難なレアアイテムとなりました。
まさに、枯れた大地に火がついたように、熱狂が広がっていったのです。
「キモカワ」なTHE MONSTERSの魅力
でも、ただ有名人が持っているからという理由だけで、ここまで長く愛されるでしょうか?
ラブブが含まれるキャラクターシリーズ「THE MONSTERS」には、一目見たら忘れられない強烈な個性があります。ギザギザの歯に、少し釣り上がった目。従来の「カワイイ」とは一線を画す、いわゆる「キモカワ」なデザインです。
この「完璧じゃない可愛さ」こそが、現代の私たちの心に刺さるのではないでしょうか。
例えば、クラスに一人はいる「美形じゃないけど、なぜか目が離せない面白い子」みたいな存在感。整いすぎたキャラクターにはない、人間味のようなものを感じるんです。
実際に手に取ってみると、そのフワフワの手触りにも癒やされます。見た目はちょっとヤンチャそうなのに、触り心地は優しくて繊細。このギャップに、多くの人が心を鷲掴みにされています。
「最初は可愛くないと思ってたのに、気づいたら沼ってた…」なんて声もよく聞きますが、これこそがラブブの魔力なのかもしれません。
ぬいぐるみ ラブブの種類!マカロンが人気
- 一番人気!エキサイティングマカロン
- 座る姿が可愛い「Have a Seat」
- サイズの違いとキーホルダー活用法
「ラブブが欲しい!」と思っても、調べてみると色々な種類があって迷ってしまいますよね。
フィギュアタイプのものもありますが、今トレンドになっているのは、バッグに付けられる「ぬいぐるみタイプ」のキーホルダーです。特に人気なのが「マカロン」シリーズと呼ばれるもの。
まるで洋菓子店でどれにしようか迷っている時のような、ワクワクするラインナップが揃っています。でも、名前が似ていたり、新しいシリーズが出たりして、初心者には少し分かりにくいのも事実。
ここでは、特に人気の高いシリーズと、その特徴について整理してお伝えします。自分にぴったりの「相棒」を見つけるための参考にしてくださいね。
一番人気!エキサイティングマカロン
現在、最も入手困難で、かつ一番人気なのが「THE MONSTERS Exciting Macarons(エキサイティング マカロン)」シリーズです。
その名の通り、マカロンのようなパステルカラーの色展開が特徴で、とにかく色が可愛い!ピンク、ブルー、グリーンなど、どれも絶妙な色合いで、全色集めたくなる衝動に駆られます。
このシリーズの最大の特徴は、顔の手足と顔の部分がソフビ(ソフトビニール)素材で、体がフワフワのぬいぐるみ素材になっていること。異素材の組み合わせが、高級感とオモチャっぽさの絶妙なバランスを生み出しています。
「ブラインドボックス」という形式で販売されているのも、人気の秘密かもしれません。箱を開けるまで何色が出るか分からない。このドキドキ感は、子供の頃にガチャガチャを回した時の興奮そのものです。
これを心理学で「間欠強化」と言います。毎回確実に欲しいものが手に入るより、たまに当たりが出る方が、人はハマりやすいんです。
もしお店で見かけたら、それは砂漠でオアシスを見つけるくらいの奇跡です。迷わずゲットすることをお勧めします。
座る姿が可愛い「Have a Seat」
マカロンシリーズに続いて登場し、話題となっているのが「Have a Seat(ハブ ア シート)」シリーズです。
こちらはその名の通り、ラブブがちょこんと座っているポーズが特徴。マカロンシリーズが直立しているのに対し、こちらはリラックスした姿勢で、見ているだけで力が抜けるような愛らしさがあります。
素材感も少し異なり、マカロンよりも毛足が少し長めで、より「ぬいぐるみ感」が強くなっている印象です。冬の寒い日に着るモコモコのニットのような、温かみのある質感と言えば伝わるでしょうか。
個人的には、カフェでテーブルに置いた時に自立して座ってくれるので、「ぬい撮り(ぬいぐるみを主役にした写真撮影)」がしやすいのが嬉しいポイントです。コーヒーカップの横に座らせると、最高の相棒になりますよ。
サイズの違いとキーホルダー活用法
購入する時に注意したいのがサイズ感です。
バッグチャームとして使うなら、だいたい15cm〜17cmくらいのサイズが一般的です。これはスマホより少し大きいくらいのサイズ感。「え、結構大きくない?」と思うかもしれませんが、この「あえて大きいものをバッグに付ける」のが今のトレンドなんです。
- マカロンシリーズ: 全長約17cm。存在感抜群で、シンプルなバッグのアクセントに最適。
- Have a Seatシリーズ: 座った状態で約15cm。少しコンパクトに見えるので、小さめのバッグにも合わせやすい。
最近では、ラブブにさらに服を着せたり、ネックレスをつけたりしてカスタムするのが流行っています。
100円ショップで売っている赤ちゃん用の靴下や、推し活グッズのケープなどを着せて、自分だけのオリジナルのラブブに仕上げる。これって、昔流行った着せ替え人形の現代版ですよね。
自分好みにカスタマイズすることで、「保有効果(自分が持っているものに高い価値を感じる心理)」が働き、より一層愛着が湧くこと間違いなしです。
ぬいぐるみ ラブブはどこで買える?販売店
- POP MART公式店舗とオンライン
- 自販機「ロボショップ」の穴場
- Amazonやメルカリでの購入注意点
「欲しい種類は決まった!でも、どこに行けば買えるの?」
ここが一番の難関です。人気すぎて、どこに行っても「SOLD OUT」の文字ばかり…。私も何度、スマホの画面に向かってため息をついたか分かりません。
でも、諦めるのはまだ早いです。確実に手に入れるためのルートはいくつか存在します。それはまるで、宝の地図を解読するような地道な作業ですが、知っているか知らないかで入手確率は大きく変わります。
ここでは、主な購入ルートと、それぞれの攻略法について、私の経験も踏まえてお伝えします。
POP MART公式店舗とオンライン
基本にして王道なのが、製造元である「POP MART(ポップマート)」の公式店舗とオンラインショップです。
日本国内にも原宿や渋谷、心斎橋などに旗艦店があります。新作の発売日には長蛇の列ができることもしばしば。まるで人気アイドルのコンサートグッズ売り場のようです。
公式店舗の良いところは、何と言っても「定価で買える」ことと「偽物の心配がない」こと。これに尽きます。
オンラインショップも頻繁にチェックが必要ですが、再入荷のタイミングは不定期です。公式SNSの通知をオンにして、情報は常にキャッチできるようにしておきましょう。
ただ、オンラインでの争奪戦は、瞬きしている間に終わってしまうほどのスピード勝負。「カートに入れたのに買えなかった!」なんてことは日常茶飯事なので、事前の会員登録とクレジットカード情報の入力は必須ですよ。
自販機「ロボショップ」の穴場
意外と知られていない穴場が、ショッピングモールなどに設置されているPOP MARTの自動販売機「ロボショップ」です。
店舗では売り切れていても、この自販機には在庫が残っている…なんて奇跡がたまに起きます。私も以前、都内の店舗では全滅だったのに、少し離れたショッピングモールの自販機でひっそりと売られているマカロンを発見したことがあります。あの時の心拍数の上がり方は異常でした。
「灯台下暗し」とはまさにこのこと。お近くのイオンモールやパルコなどに設置されていないか、一度公式サイトで設置場所を確認してみる価値はあります。
もし見つけたら、それは運命です。迷っている暇はありません。その場でボタンを押しましょう。
Amazonやメルカリでの購入注意点
「公式では買えないから、Amazonやメルカリで探そうかな…」
その気持ち、痛いほど分かります。でも、ちょっと待ってください!ここには大きな落とし穴があります。
Amazonや楽天、Qoo10などのECサイト、そしてメルカリなどのフリマアプリには、残念ながら偽物が大量に出品されています。しかも、値段が定価より安かったり、逆にプレミア価格で高かったりと様々。
「高いから本物だろう」という思い込みは危険です。これは「ウェブレン効果(価格が高いものほど価値があると感じる心理)」を悪用されている可能性があります。
特に「並行輸入品」や「海外正規品」と書かれているものには注意が必要です。もちろん全てが偽物ではありませんが、リスクは非常に高いと言わざるを得ません。
どうしてもフリマアプリで購入する場合は、出品者の評価や、実物の写真(特に後述する見分け方ポイント)をしっかり確認することが重要です。公式画像しか載せていない出品者は、避けたほうが無難でしょう。
ぬいぐるみ ラブブの偽物に注意!見分け方
- 箱のホログラムとQRコードを確認
- 足の裏のロゴをブラックライトで
- 顔の作りの粗さとタグの違い
せっかく手に入れたラブブが偽物だったら…。想像するだけで悲しくなりますよね。
実は、ラブブの偽物は年々精巧になっていて、パッと見ではプロでも見間違えるレベルのものも存在します。それはまるで、コピー機でコピーしたものをさらにコピーしたような、微妙な劣化版から、完璧に近いスーパーコピーまで様々。
ですが、本物には必ず「本物の証」があります。これを知っていれば、偽物を掴まされるリスクを大幅に減らすことができます。
ここでは、今すぐ使える具体的な真贋鑑定ポイントを3つ紹介します。手元にあるラブブ、あるいはこれから買う予定のラブブをチェックしてみてください。
箱のホログラムとQRコードを確認
まず一番最初に確認すべきは「外箱」です。
POP MARTの正規品には、箱の側面に必ずホログラムシールが貼られています。そして、そのシールにはQRコード(真贋判定コード)が付いています。
このQRコードをスマホで読み込むと、POP MARTの公式サイトに飛び、正規品かどうかの認証ができる仕組みになっています。
偽物の場合、このシールが貼られていなかったり、QRコードが読み込めなかったり、読み込んでも変なサイトに飛ばされたりします。シール自体がただのキラキラしたシールで、POP MARTのロゴが浮き上がらないものも多いです。
箱がない状態で売られているもの(開封済みの中古品など)は、この確認ができないため、リスクが跳ね上がります。可能な限り、箱付きのものを選ぶのが鉄則です。
足の裏のロゴをブラックライトで
次に確認したいのが、ラブブ本体の「足の裏」です。
ここには「THE MONSTERS」などのロゴがプリントされているのですが、実はここに秘密の仕掛けがあります。
UVライト(ブラックライト)を足の裏のロゴに当てると、正規品は「POP MART」の文字が透かしのように浮かび上がるんです。
これは偽造防止のための特殊なインクが使われているためで、多くの偽物はこの加工までは再現できていません。100円ショップでもペン型のブラックライトは売っているので、一本持っておくと鑑定士気分でチェックできますよ。
ただし、最近のスーパーコピー品の中には、これすらもクリアしてくる強者がいるという噂も…。いたちごっこですね。あくまで判断材料の一つとして考えてください。
顔の作りの粗さとタグの違い
最後は、やはり「顔」です。人形は顔が命。
本物のラブブは、目の塗装が非常に丁寧で、歯の形もシャープです。一方、偽物はどこか表情が間抜けだったり、目の位置がズレていたり、歯の塗装がはみ出していたりします。
また、鼻のパーツの形や質感も重要です。本物はマットで上品な質感ですが、偽物はテカテカしていたり、安っぽいプラスチック感があったりします。
- タグの確認: 本物のタグは印字が鮮明で、日本語の表記もしっかりしています。偽物はフォントが変だったり、日本語がおかしかったりすることが多いです。
- 毛並み: 本物はふわふわですが、偽物はゴワゴワしていたり、毛が抜けやすかったりします。
「なんか写真と違う気がする…」という直感は、案外当たっているものです。少しでも違和感を感じたら、購入は見送る勇気も必要です。
ぬいぐるみ ラブブをゲットして流行に乗ろう
ここまで、ぬいぐるみラブブの魅力から、種類の違い、購入方法、そして偽物の見分け方までお伝えしてきました。
たかがぬいぐるみ、されどぬいぐるみ。ラブブには、ただ可愛いだけではない、私たちをワクワクさせてくれる不思議なパワーがあります。バッグに付けて一緒に出かけるだけで、いつもの景色が少し違って見える。そんな小さな幸せをくれる存在です。
入手困難な状況はまだ続きそうですが、この記事の情報を武器に、ぜひあなただけの運命のラブブを見つけてください。苦労して手に入れた分だけ、きっと愛着もひとしおはずです。
最後に、この記事の要点をまとめておきます。
- ラブブ人気はBLACKPINKリサの投稿が発端
- 「キモカワ」なデザインが現代のトレンドにマッチ
- 一番人気はパステルカラーの「マカロン」シリーズ
- 新作「Have a Seat」は座るポーズでぬい撮りに最適
- サイズは15cm〜17cmでバッグチャームに丁度いい
- 服を着せたりするカスタマイズも流行中
- 購入はPOP MART公式店舗かオンラインが最も安全
- 自販機「ロボショップ」は意外な穴場スポット
- フリマアプリやAmazonは偽物リスクが高いので注意
- 箱のQRコードで正規品の認証が可能
- 足裏のロゴにUVライトを当てると透かしが出る
- 偽物は顔の作りや塗装が雑なことが多い
- タグの日本語表記やフォントも真贋の判断材料
- 定価より極端に安い・高い商品には警戒が必要
- 信頼できるルートで購入し安全にトレンドを楽しもう
